Jazz大好き!!

カッコいいジャズを紹介していきます!私はギタリストです。

町田康『告白』を読み終えた

現実逃避として小説を読みたいと思い最近読みまくってたんだが。

取り残されてしまった。熊太郎、あんた俺や。

最後のセリフ「あかんかった」切なさにこころはりさけん。

自分という存在をこの世界にどういう風にして溶け込ませたらいいんだろうか。自分の内面奥底に眠っている、「本当の気持ち」って果たしてどうやったら、その正体を捕まえることができるのか。f:id:jazzloverguitarist:20190120185017j:image

「まだ本当のことを言ってない気がする」

「あかんかった」

 

支離滅裂深夜の無題

 俺には友達がいない。いやいるんだが、そのほとんどと、連絡を取らなくなってしまった。彼らに今、急に連絡を取るとったとしたら非常に不自然である。接点がなくなってしまった。今いる環境に友達と呼べる人は数人しかいない。ゼミとサークルに所属しているが、サークルは同期が極端に少ない。サークル以外に関わることがないので、故に、友達といってはいけないかもしれない。ゼミは4人同期がいてそのうち1人と仲が良い。彼は俺が好きな小説、音楽、などを愛する男である。文化と快楽を愛する男である。故に仲が良い。彼とはそういう話ができるので、友達といっていいかもしれない。ただ休日どっかいくとか、そういう話は未だなってない。学校にいるときに、授業終わったらダラダラしようなんてことがある、ってくらいだ。

俺に友達がいないことの理由の一つに、俺がかなりの神経症であるということが原因してるかもしれぬ。神経症といっては極端だが俺は他人のちょっとした言動に嫌悪する(ことがある)。非常に些細なことでも嫌悪してしまう。要するに俺は器は小さい?

また、これはつくづく思うのだが、俺は話せば話すほど、ああこの人は、自分とは違う人間なんだなと思ってしまって悲しくなる。このこと自体がが嫌。また一種の恐怖心となって俺の会話のモチベーションを一気に下げさせるのである。話せば話すほど俺とこの人との、違いが明らかになって、やはり人間は孤独な生き物じゃのおと思い出させるのである。

また自分に自信がないのも原因かもしれぬ。ありのままの自分を曝け出すことなしには、他人と深い付き合いはできぬ。そのありのままの自分は恐ろしく醜い人間だ。俺は俺自身をそう思う。そんな自分を曝け出したら、俺はドン引きされるという考えががあるような気がしてる。

孤独は人間を幸せにはしないような気がする。しかし人間は誰しも本来孤独である。

だからこそ、深い関係を持った人間というのは、非常に大切にしなければならない…この辺のことに気づいたのは、愚かしいことにも、つい最近だったのである。f:id:jazzloverguitarist:20190120012650j:image